シェイクスピアの生家と博物館を歩いてめぐる|ストラトフォード・アポン・エイボン

シェイクスピア 生家

今回、イギリスを代表する劇作家シェイクスピアの生家と博物館に行ってきました!

16世紀に建てられた当時と同じ姿を今にとどめる生家と、世界中のここでしか見られない貴重なシェイクスピアに関連する品々が展示された博物館はシェイクスピア必見のスポット。

この記事では、ちょっと地方にあって行きにくいシェイクスピアの生家までのアクセスや営業時間、生家の見どころやお土産ショップまで写真付きで解説します!

シェイクスピアの生家がある町ストラトフォード・アポン・エイボン

シェイクスピアの生家があるストラトフォード・アポン・エイボンの街中は、シェイクスピアにちなんだ名前のカフェやパブがあるほか、お土産屋さんや美味しいレストランなど歩いて楽しいお店がたくさんあります。ストラトフォード・アポン・エイボンの観光スポットについては、近日中に別記事を書く予定なのでお楽しみに!

シェイクスピアの生家と博物館の入場料とチケット入手方法

シェイクスピア 生家

シェイクスピアの生家と博物館のチケットは大人が17,5£、子どもが11,5£です。生家と博物館だけを見る場合はこのチケットでOKですが、ストラトフォード・アポン・エイボンにあるほかのシェイクスピアゆかりの地も見てまわる場合は、複数個所の入場料が合わさってお得になるチケットがオススメです。その場合は大人が22,5£、子どもが14,5£になっています。詳細は以下のサイトをご覧ください!

シェイクスピアの生家と博物館の営業時間

シェイクスピアの生家と博物館の営業時間は、時期によって変動します。2019年冬~2020年春にかけては10時~16時が営業時間です。通常の博物館と比べると営業時間が短いので注意が必要です。また、上記の期間でも営業時間が短い日があります。2020年春以降の営業時間と特別営業時間が変動する期間については以下のサイトを参照してください!

ロンドンからシェイクスピアの生家までのアクセス

ロンドン~シェイクスピアの生家までのアクセスはダイレクトに行ける方法がないため少々難しいです。もし、ストラトフォード・アポン・エイボン以外の場所も一緒に周りたい場合、もしくは直で行きたい場合は各種ツアーに参加するのがオススメです。英語が苦手だったり初めてのイギリス旅行でストラトフォード・アポン・エイボンまで行くのはハードルが高いので、遠慮せずツアーに参加してみましょう!

電車で行く場合は、ロンドンのMarylebone という駅からLeamington Spa駅で乗り換えてStratford-upon-Avon駅まで行けます。1度の乗り換えで行けますが必ずLeamington Spa駅での乗り換えとは限らないので注意しましょう。時間は2時間30分程度。イギリス地方ならではの平たくのどかな景色が眺められます。

高速バスで行く場合は直通の便が出ているので、各種高速バス会社のサイトをチェックしてみましょう!

シェイクスピアの生家の見どころ一挙紹介

建てられた16世紀当時と同じ姿をとどめる外観

シェイクスピア 生家

シェイクスピアの生家は周りの建物と一つだけ時代感が異なるので歩いているとすぐに分かります。生家はハーフティンバー様式という15世紀~17世紀の北方ヨーロッパの木造建築技法でつくられています。建てられた16世紀当時としては頑丈でしっかりした家だったと考えられ、今でもその姿をとどめています。

この家を建てたシェイクスピアの父は皮手袋商人でありながら羊毛仲介業者も行っていたといわれ、家の中で生活もしつつ仕事もできるような設計になっていました。

シェイクスピアの子孫がこの家を管理することが難しくなってからは一時は荒廃していましたが、1857年から1864年におこなわれた改修作業によって16世紀当時の美しい姿を取り戻すことに成功しました。

生家の横にある資料館は趣向を凝らした展示がたくさん

シェイクスピア 生家

内部の展示は映像作品やゆったり鑑賞できるベンチなどがあり趣向を凝らした内容となっています。規模はそこまで大きくありませんが、シェイクスピアに関連するここでしか見られない貴重な品々が展示されているのでシェイクスピア好きは楽しめること間違いありません。全体を通してアーティスティックでオシャレな展示となっている点も見どころです。

生家の裏側には美しく手入れされた庭がある

シェイクスピア 生家

新しい建物の博物館を抜けると、シェイクスピアの生家の裏庭に抜けます。裏庭はキレイに整備されておりかわいらしいイングリッシュガーデンを見学できます。庭から建物内に入ると案内役の人が立っていますが、私が行ったときは日本についての知識が豊富で日本語も少し話せる方でした。親近感のわくガイドさんから建物内の説明を受け、早速、見学スタートです!

生家の中はシェイクスピアが暮らした時代を知れる小さな博物館

シェイクスピア 生家

生家の中は構造も展示も当時をできる限り再現した内容となっています。建物内には常時数人の案内役の方がいるので、英語でになりますが特に注目すべき部屋の説明をしてくれます。写真は、シェイクスピアの親と子どもが赤ちゃんの時に寝ていたベッドの様子です。隣の箱が当時、赤ちゃんが寝ていた場所だったとは驚きです!シェイクスピアもこの箱で寝たんですね~

裏庭の広場ではシェイクスピアの名作の一部を演じてくれる!

シェイクスピア 生家

シェイクスピアの生家最大の見どころが、リクエストに応じて好きなシェイクスピアの作品の場面を演じてもらえる裏庭の演劇スペースです。この演劇のすごいところは、観客が何人でも演じてくれるところ。時間などは決まっておらず常時役者さんが数名待機していて、リクエストをするとその場で数分の劇を演じてもらえます。

私は、なんと私だけに向けてロミオとジュリエットのワンシーンを演じてもらいました。とても贅沢で貴重な体験になること間違いなしなので、ぜひ恥ずかしがらずリクエストしましょう!

シェイクスピアの生家の横にはお土産屋さんと本屋さんがある

シェイクスピア 生家

生家と博物館を見学した後は、隣にあるシェイクスピアに関連するお土産と本を売っている特設ショップに行きましょう!様々なグッズとシェイクスピアがコラボしたかわいいものがたくさん売っているので、飼いたくなること間違いなしです!

シェイクスピア 生家

店内は、小さくてかわいい入り口とは裏腹にとても広くシェイクスピア好き必見のここでしか手に入らないグッズが多数売られています。長時間、滞在してしまうこと間違いなしです。

ストラトフォード・アポン・エイボンに泊まるならマナーハウスはオススメ!

シェイクスピア 生家

シェイクスピアゆかりの地ストラトフォード・アポン・エイボンには、生家と博物館以外にも見どころがたくさんあります。地方ならではのゆったりした時間が流れる町なので1泊2日するのもオススメ。そこでぜひ泊まってもらいたいのが、マナーハウスです。イギリス伝統の建物でちょっとリッチな宿泊体験をしてみてはいかがですか?私も、実際にマナーハウスに泊まってみたので、ぜひこちらの記事をご覧ください!

この記事を書いた人

ユートリ編集部

UK TRIP(ユートリ)編集部です!
イギリス国内、ロンドン、バース、リヴァプール、エディンバラなどの人気エリアの旅情報や、留学情報を体験者目線でお届けします。

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