どうも!イギリス留学在住経験ありのまっとです!初めてのイギリス旅行前は不安なことでいっぱいなはず!バスの乗り方、食事のあとでチップは払わないといけないの?、通貨はヨーロッパのほかの国と同じ?などなど。
この記事では初めてイギリスを訪れる方が不安に感じることを10個ピックアップしました。特にこの記事では知らないと現地で恥ずかしい思いをすることをあげたので、渡英直前に読んで現地で恥ずかしい思いをしないようにしましょう!
イギリスの通貨はユーロではなくポンド
イギリスは最近EUを離脱しましたがEU加盟中も通貨はユーロではなくポンドでした。ヨーロッパから電車や飛行機でそのままイギリス観光に行く場合に「同じ通貨だから両替しなくていいや!」と思っていると、あとで痛い目をみることになりかねません。
旅の思い出にもなりますし、後述するようにカード社会のイギリスでもたまにコインしか使えない場所があるので両替はしておきましょう。
外でのマスクはあまりしないほうがいい
最近新型コロナウイルスが流行り日本のまちなかでも外国人観光客の方々がマスクをしている光景を見ることが多くなりましたが、日本とアジアの一部の国を除いて日常的にマスクをしている人がこれほど多い国は世界的にもまれです。
イギリスではマスクをしている=重度の病気という合図になるので、マスクをしている人の数はとても少ないです。逆にマスクをしてお店に入ろうとしたり語学学校に通おうとするとちょっと怪訝な顔をされたり心配されたりするかもしれません。特に必要が無い場合、イギリスではマスクを着用しないことをおすすめします!
「イギリス」は4つの地域の総称
まず大原則として「イギリス」という言葉は英語では通じません!UKもしくはGreat Britainというとイギリスでイギリスを指しているなと伝わります。そんなイギリスは4つの地域(国)で構成されていると知っていましたか?イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つです。2019年のラグビーワールドカップでもこれらの地域は別々の国として参加していましたね!
この4つの地域に住む人々は、それぞれ自分の地域への愛着がとても強いです。スコットランドに住む人に対して「イングランドに住んでいるあなたは~」なんて言おうものなら激怒必死です笑 日本以上に多様な人種と多様な国が長年かけて1つになった国なので、由来などを知ってから行くと旅がもっと楽しめるはずです。
→正式名称】イギリス、英国、イングランド、北アイルランド、UK、スコットランド、表記の違いを解説
→【3分で解説】イギリス現首相でEU離脱の旗振り役ボリス・ジョンソン氏とは?
イギリスにはチップを払う文化がある
イギリスではチップを支払う文化があります。観光客がチップを支払う場面として一番多いのは外食時です。チップは基本の料金の10%~15%を支払えば問題ありません。おつりをそのまま残すのも分かりやすいチップの支払い方ですね。
ただチップはあくまで感謝の気持ちを表すお金です。サービスが悪いなぁと思ったり満足いかなかった場合に支払わなくても何も文句を言われることはありません(文句を言わなくても店員が怪訝な表情をしていることもあるけど、それはスルー)。またチップはあくまで上乗せ分なので、特に理由なく支払わなくても失礼にあたることはありません。
近年はイギリスはほとんどの支払いの場面でカードが使えるようになりました。カート払いの場合には支払いの機械上でチップの支払額を決められるケースが多いので、もし分からない場合は”How to pay a chip?”と聞いてみましょう。もちろんチップを支払わなくても問題はありません!
有料駐車場に停めるときは先に清算
イギリスの地方を旅行するときはレンタカーが便利!車で移動するときに気を付けないといけないのが有料駐車場です。日本の有料駐車場は車を出すときに清算しますが、イギリスの場合は駐車してすぐに機械で何時間後に出庫するのかを決めてお金を支払います。
もらったレシートは外から見えるようにフロントに置いておきましょう。ここまでやってやっと駐車終了です。もしレシートを置き忘れるとタイヤをロックされたり罰金を払わされたりするので恥かしいだけでなく大きな損をすることに…
日本が恋しいから…卵かけご飯で生卵を食べるのはNG
イギリスにはたくさんの鶏がいて新鮮なたまごも日本以上にたくさん売っています。日本を離れて数日、日本食が恋しくなってきたからたまには朝食で卵かけご飯を…と思ったそこのあなた!なんとイギリスでは生卵を食べることを政府が禁止しています!
理由はサルモネラ菌やその他の菌が殻に付着している可能性があるため。生卵が食べられるのは日本の食品衛生レベルが世界トップクラスだから。日本食が食べたくなってついついやっちゃいそうですが、外でもアパートメントの中でも生卵は食べないようにしましょう!
バスはおりたい場所の手前でボタンを押さないと停まらない!
イギリスのバスは日本の一部のバスと同じく降りる場所は完全自主申告制です。下りたい場所の一つ手前のバス停を過ぎたらボタンを押して下りることを告げましょう。ボタンを押すと何らかの音がするので、もし押しても音が鳴らなければもう1度しっかり押してみましょう。
ロンドン市内と近郊を周っているバスであればバス中央に行き先や次の降車場所が表示される電光掲示板があります。見逃さないようにバス中央より少しうしろに乗るのが初心者の方にはおすすめです。
心配な方は以下のようなアプリを事前にスマホに入れておくと便利です!
→イギリス旅行・留学前にダウンロードしておきたい便利なオススメアプリ8選
First Floorは1階ではない!
日本人が学校で習う英語は基本的にアメリカ英語です。同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語では違いがたくさんありますが、特に大きく異なるのが階の数え方。First Floor=1階はアメリカ英語です。イギリスでは1階=0階と考えるため、建物の2階がFirst Floorになります。
イギリスでエレベーターに乗るとエレベーターのボタン付近に立つ人がみんなに「何回まで行くんですか?」と聞いてくれるとがあります。日本の階数+1を間違えないように伝えないと「あれ?この階違うよ!」となって周りからみるとちょっと恥ずかしい状況に… イギリスでは階の数え方に注意しましょう。
イギリスでエスカレーターに乗るときは右側に!(もしくは両側)
イギリスでエスカレーターに乗るときは、右側に立てば問題ありません。日本の関東圏は左側なのでイギリスと反対、注意が必要です。
ただ近年イギリスのエスカレーターは両側立ちが推奨されるようになってきました。特に朝晩の混んでいる時間帯に地下鉄のエスカレーターに乗るとき、片側に立つのと両側に立つのとでは毎分31人乗れる数が違うという統計があります。
地域やTPOによってエスカレータールールが微妙に異なるケースが増えてきたので、基本はその場の状況を見て判断し判断がつかない場合はとりあえず右側に立ちましょう!
イギリスの公共トイレは有料のことがある
少しずつ減ってきてはいますが、イギリスでは防犯を目的に公共のトイレでは使用料を取る場所が多くあります。大きな駅のトイレや観光地に多いです。金額は30p~50pほど。決して高くありませんが、高くないので逆にコインが無くて困ることがあります。
大抵はコインを入れるとゲートが開く仕組みになっています。カードもお札も使えないのでコインが必須。近くにコイン両替機があったり両替してくれる人がいる場合もありますが、どちらもないこともしばしば。いざというときのためにコインは持っておきましょう。
イギリスで恥ずかしい思いをしないように旅の前にしっかり勉強!
本記事で見てきた気を付けたいことはあくまで一例です。マスクをしていても何も気にされないこともありますし、旅行中に有料トイレに1度もあたらないこともあるでしょう。しかし当たり前に現地では根付いている文化だからこそ、こちらが間違っていても気がつかないこともしばしば…
はじめてのイギリス旅行では分からないことがたくさんあると思います。UK-TRIPでは他にもイギリス旅行初心者向けの記事をたくさん書いているので、ぜひこちらの記事もご覧ください!