【まとめ】 EU離脱(ブレクジット)でイギリス観光にどんな影響があるの?6つまとめてみた

イギリスの国旗

2020年1月31日にイギリスが正式にEUを離脱しました。イギリス国内のテレビ番組では離脱の瞬間にEUの旗が消えイギリスの旗がゆらめき、離脱に興奮する人々の映像が映し出されるなどセンセーショナルで歴史的な瞬間として放映されました。

日本からみると地球の反対側にあるイギリスですが、2015年には約25万人がイギリスを訪れており日本人に人気な観光国の一つです。そこで気になるのがイギリスのEU離脱でイギリスへの観光はどう変化するのかですよね。イギリスがEU離脱し日本人旅行者にどのような影響があるのか、早速みていきましょう!

→【3分で解説】イギリス現首相でEU離脱の旗振り役ボリス・ジョンソン氏とは?

イギリスへの入国審査が厳しくなるかも

イギリスはもともと入国審査が厳しい国として知られています。特に長期の滞在の場合は必要な書類がそろっていなかったり、英語での受け答えにしっかりと答えられないと別室に通されるなんてこともしばしば…

何度も入国審査を体験したことがありますが、正直なところ当たった担当者次第かなと気もします。しかしイギリスは外国人や移民の数の増加が嫌でEUを離脱する側面もあるため、入国審査はより厳しくなると予想されます。イギリスに行く際はしっかりと入国審査の準備をしていきましょう!

日本人が他のEU諸国からイギリスに入国するのに再度入国審査を受ける必要が発生するかも…

EUの加盟国は1度入国すると、他のEU諸国に入国する際にパスポートの確認が必要ありません。しかしヨーロッパを周遊する旅や大陸のEU諸国からイギリスに入国する際に、再度イギリスで入国審査を受けなければならなくなる可能性があります。

イギリスの入国審査は厳しいことで有名ですので、観光客にとって再度入国審査を受けるのはストレスになるかもしれません。人の行き来の自由が保障されたEUから離脱するとこんな影響が考えられます。

イギリス旅行が安くなる!?

ストーンヘンジ

イギリスはEU離脱前からポンド(£)という独自の通貨を採用しています。EU離脱後のポンドが安くなるのではと最近いわれています。実はEU離脱が国民投票で決まって以降、既にポンドの対ドルの相場は13%程度下落しています。1月31日のEU離脱以降、この下落幅がさらに拡大する見通しです。

この勢いで今後もポンドの価値が下落しやすくなると、日本人が旅行する際に円からポンドへの両替率はよくなるかもしれませんね。

※注意点:ポンドが下落することで安くなる可能性がある一方で、これまで課税されずにイギリスに輸入できていたものの関税がEU離脱によって高くなる可能性があります。そうなるとイギリス国内で買い物するときに商品の値段が高くなるかもしれません。イギリスは生活用品と観光関連品で税率が異なるので、観光関連品の価格がどのように変化するのか注視する必要がありますね。

→イギリス旅行にかかる費用は?1週間、1ヶ月、学生、カップルなど項目別にご紹介

イギリス発着でEU諸国をつなぐ航空料金が変動する可能性あり

日本からイギリスに渡英する際、EU諸国の空港で1度トランジットしてイギリスの空港に降り立つケースはよくあります。ブレクジット後のEU諸国とイギリスをつなぐ飛行機は価格が高くなるかもしれないといわれています。

飛行機の国際線は国際定期航空運送業務にあたり二国間協定によって、相互に乗り入れしあうという決まりになっているケースがおおいです。しかしEU圏内ではこのバランスは調整しなくてもいいということになっています。

イギリスがEU離脱すると、相互の乗り入れの数を二国間協定のようなカタチで調整する必要が発生しイギリスと各国をつなぐ格安路線の価格が変動する可能性があります。ただ現時点では高くなるのか安くなるのかは明言できません。航空券の動向にチェックが必要ですね。

→【イギリス航空券】安い時期や相場を徹底比較!ロンドン・ヒースロー空港へ格安で行く方法

イギリスの旅行会社がさまざまな変更を行う

イギリスがEU離脱することで、イギリス国内にある旅行会社が大きな影響を受けることが予想されます。特にEUの空域を今までのように自由に行き来できなくなるのは痛手です。すでに各旅行会社は対応を進めてはいるものの、これまでと航空路線が変ったりフライト所要時間に一部変化が生じる可能性があります。

飛行機の遅延フライトに対する保証のレベルが下がるかも

EU圏内では、飛行機が遅延した際に乗客に対して一定ライン以上の保証をしなければならないという決まりがあります。イギリスがEUを離脱するとこの決まりが適用されなくなるので保証レベルが下がる可能性もあります。しかしこちらも逆にイギリスがEU以上の保証を設定する可能性も否定できないので情報を注視する必要があります。

まとめ-EU離脱でイギリス旅行は「前行ったときはこうだったから…」が通用しなくなる!-

イギリスの国旗

このようにイギリスのEU離脱で日本人のイギリス旅行にも、直接的間接的問わず様々な影響があることが予想されます。気を付けたほうがいいのは1度以上イギリスに行ったことがあるイギリス旅行経験者の皆さん!「前に行ったときはこうだったから、今回もこうしようっと」が通用しなくなる可能性が大です。UK-TRIPを用いて定期的にイギリスの最新観光情報を入手することをおすすめします!

→【完全版】イギリス旅行初心者に必要な情報まとめ!名所からモデルコース、持ち物など。

この記事を書いた人

matto

文部科学省トビタテ!留学JAPAN6期生として2016年に約半年間イギリスのリヴァプール・バースで留学&インターンシップ、観光に関する調査を実施。帰国後はイギリス居住経験を生かし長野県を拠点にインバウンド推進事業や留学推進事業に関わっている。世界遺産検定3級。