【世界遺産】「幽霊」「処刑」恐怖の歴史をもつイギリス ロンドン塔の観光ガイド

テムズ川のほとりに建てられ白い壁が印象的なロンドン塔。世界文化遺産に登録されたこの建物は、長い英国の歴史の中で起きた様々な悲劇の証言者です。1078年にウィリアム1世が、外敵から守るためにロンドンに城砦の建築を命じ、およそ20年の歳月をかけて中央の城が建てられました。その後、リチャード1世が城壁の周囲の濠を建設し、ヘンリー3世の時代に今のカタチになりました。

宮殿、天文台、銀行、収容所、動物園などに使われたロンドン塔は、歩んできた歴史の分だけ展示と見どころにあふれた観光地に今はなっており、世界中から人が訪れています。

この記事では、ロンドン塔の営業時間、チケット料金、アクセス、お土産など行く前に知りたい情報を丁寧に解説していきます。見どころは…たくさんありすぎるので、この記事で紹介するのは少しだけ。ぜひ、自分の目で確かめて来てください!

ロンドン塔の観光所要時間は2時間~4時間

ロンドン塔はとにかく見どころが多く、全てを周ると2時間以上はかかります。急いで回っても1時間は絶対にかかると思って間違いありません。ゆっくり見たい方には、オーディオガイドやYoman Warder tourがオススメ。 Yoman Warderは、22年以上軍隊で勤務した退役軍人の名誉ある職のこと。ツアーの案内人としての任務以外にも、夜の警備や観光客の安全を守る仕事があるンドン塔のスペシャリスト集団です。

ロンドン塔の営業時間は季節により異なるので注意!

ロンドン塔は夏と冬で営業時間が異なります。

夏シーズン(3月1日~10月31日)は火曜日~土曜日が9時~17時30分、日曜日~月曜日が10時~17時30分です。最終入場受付は17時です。

冬シーズン(11月1日~2月29日)は、火曜日~土曜日が9時~16時30分、日曜日=月曜日が10時~16時30分です。最終入場受付は16時まで!

ロンドン塔のチケット(入場料)は当日より前に割引値段で予約すべし

ロンドン塔のチケットはロンドン市内の観光地の中で特に高いことで知られています。事前にオンラインで予約すると18歳~64歳の成人が£24,7(4000円前後) になります。事前にオンライン上でチケットを購入すると最大で10%オフになるので、以下のようなサイトから事前に予約しましょう!

オンライン上でチケットを購入した場合、ビジターセンターのこの場所でオンラインチケットと入場券を交換できます。印刷が必要なチケットもありますが、私は印刷必須のチケットを印刷せずに行きましたが優しく通してくれましたw 担当者にもよりますが、とりあえず行ってみましょう!

当日券は、このような分かれたブースに並んで買うことになります。土日や夏シーズンは長蛇の列になるので、朝早めに行くのがオススメです。

ロンドン塔ではオーディオガイドがあると10倍楽しめる!

ロンドン塔では、£5払うと入り口を入ってすぐの門をくぐった右側でオーディオガイドが借りられます。展示数と見どころの多さがロンドン塔の特徴ですが、英国の歴史や文化的背景を知らないとイマイチ理解できない展示も多いです。そこで、オーディオガイドがあると「なぜ、この展示が貴重なのか」「なぜ、この展示がこわいのか」がしっかり分かるので10倍楽しめます!

ロンドン塔へのアクセスは地下鉄がオススメ

ロンドン塔はロンドン市内のアクセスがいい場所に位置しているので、様々な方法でアクセスできます。

電車の場合は、地下鉄ディストリクト線orサークル線のタワー・ヒル駅が最も近い駅です。駅を降りると、この写真のように目の前にロンドン塔があります。入り口はこの写真でいうと右側で、歩いて約10分でロンドン塔に着きます。

バスの場合はThe Tower Of London (Stop TA) がロンドン塔とタワー・ブリッジの最寄りバス停です。

ロンドン塔の周辺地図

ロンドン塔の周辺には、多くの観光スポットが集まっています。EUで最も高い310メートルの三角形のビル「ザ・シャード」、数多くの映画で使われるロンドンのシンボル「タワー・ブリッジ」、劇場とおいしい食事が食べられるレストランSWANが入る「シェイクスピアズ・グローブ」など見どころ満点です。

ロンドン塔からはタワー・ブリッジが見えますが、私はここからのロンドン塔が一番きれいに撮れるんじゃないかと思っています。近くだと全体が収まらなかったりしますが、ロンドン塔からはちょうどいい角度に見えるのです。

ロンドン塔で処刑された女王や有名人は数知れない

ロンドン塔は、1471年から1601年にかけて貴族や王族など地位の高い人や政治犯を収容する監獄として使われていました。監獄時代には、合計で8人もの貴族が処刑されており、彼らの亡霊の目撃情報が今でも絶えないんだとか。

1536年に処刑された、ヘンリー8世の2番目の王妃アン・ブーリンは処刑されたものの中でも名前が知られている1人です。濡れ衣によって余計されたアンの幽霊は、今でも塔内を彷徨っていると噂され彼女の霊を見たと証言する人は今でも多くいます。霊感の強い人は要注意です。

ロンドン塔は広いので疲れたらアイスを食べたりレストランで一休み

ロンドン塔は階段が多いので、長時間歩いているととても疲れます。疲れたところに、ちょうど待っていたかのように食の誘惑があるのもロンドン塔の特徴。 濃厚なソフトクリームが食べられたり、カフェやレストランもあったりするのでお腹を満たしながらゆっくり見学するのもありです。

ロンドン塔は晴れた日に行きたいスポット!雨の日はまわるのが少し大変かも

ロンドン塔は、中央の塔と周囲に建てられた城壁が主な観光ルートです。塔なので中を見学するのがメインかと思いきや、資料館と資料館をつなぐ城壁の上を歩いたり、建物から建物に移動する際に結構、外を歩きます。雨の日には濡れて中に入って濡れて中に入って…と少々めんどくさいので、できたら晴れた日に行きたいスポットです!

ロンドン塔には宝石や王冠・武器など他では見られない貴重な品々がたくさん

ロンドン塔は、イギリス屈指の王族に関連した展示を誇ります。国費でイギリスに留学した夏目漱石も「ロンドン塔は英国の歴史を煎じ詰めたものである」と書き残しているほど英国の歴史にとって欠かせない展示が多くあります。(夏目漱石には『倫敦塔』という作品もあります)

実は、ロンドン塔は儀式的な武器庫や礼拝所として現在でもつかわれているので、王室に関連した王冠やジュエリー、武器が所狭しと飾られています。残念ながら写真で撮れないものもありますが、その展示は見るものを圧倒させます。

ロンドン塔のカラスがいなくなると英国は… 名前や羽の秘密は?

ロンドン塔には、世界で最も大きいカラスの一種ワタリガラス(Raven)が飼育されています。とある占い師に「カラスがいなくなるとロンドン塔が崩れ、ロンドン塔を失った英国が滅びる」と予言されたことをきっかけに、ロンドン塔ではワタリガラスを飼育する風習が始まったとされています。

現在は、7羽のカラス (カラス6羽+予備のカラス1羽)が飼育されており、敷地内にいるカラスはアイドル並みの人気で観光客に写真を撮られています!

カラス全部に名前がついているほか、 遠くに飛べないように羽根を一部切ってるんだとか…この時点で罰当たりでロンドン塔が崩れそうなものですが、これはOKみたいですw

ロンドン塔にはかわいいお土産がたくさん!

ロンドン塔には複数個所お土産ショップがあります。この写真は、ロンドン塔の入り口やチケット売り場近くにあるお土産屋さん。横には両替所もあります。ロンドン塔のお土産もさることながら、英国の定番お土産もしっかり揃っているので、旅の最後にここでお土産を買うのもありな選択肢です。

中はこんな感じ。右側に同じデザインで並んでいるのはロンドン塔の言語別解説本です。塔内を周ってもっとロンドン塔のことを知りたくなった人は、ぜひ買ってみては?イギリスの大きな観光地には言語別のガイドブックがよく売られています。たいてい、日本語が?と思う箇所が結構ありますがネット上では知れない情報がたくさん載っています。

ロンドン塔のトイレは有料なのでコインの準備を

イギリスでは観光地や大きな駅で、トイレの利用が有料というケースが多くあります。これは、防犯上の理由からですがキャッシュレス社会が到来しようとしているのに迷惑な話ですよね。ロンドン塔のビジターセンターのトイレは有料なので、いざというというときのために小銭を用意しておくといいでしょう。

まとめ-ロンドン塔の周辺には見どころ観光地がたくさん!-

ロンドン塔観光は、とても広く高低差があるので結構つかれますが、ロンドン塔の前後にどこに行くのかも事前に考えておきたいところですよね。近くにあるのはタワーブリッジやセントポール大聖堂(どちらも徒歩20分圏内)ですが、他にも見どころだらけなので、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください!

この記事を書いた人

ユートリ編集部

UK TRIP(ユートリ)編集部です!
イギリス国内、ロンドン、バース、リヴァプール、エディンバラなどの人気エリアの旅情報や、留学情報を体験者目線でお届けします。