ロンドン屈指の観光地「セントポール大聖堂」を徹底解説!

ロンドン セントポール大聖堂

こんにちは!ユートリ編集部です。

セントポール大聖堂は、円形のドームが印象的なロンドンのシンボル的建築物です。天井に施された絵画は見るものすべてを圧倒する美しさで思わずその場でボーっとしていまいます。

ロンドンの景色が一望できるギャラリーを含めすべてを見てまわるには1時間以上かかるセントポール大聖堂の見どころを、この記事では実際に行ってみた感想を交えながら解説していきます。

セントポール大聖堂を建てたクリストファー・レンって誰?

どんな著名人にゆかりある場所なの?

入場料は?オープン時間は?

こんなところをシェアしていきます。

セントポール大聖堂の入場料(チケット)は大人20£

セントポール大聖堂の入場チケットは大人が20£(約2,800円)、子どもが8,5£と高めです。下で説明する割引入場券を購入すると2,400円程度で入場できるのでオススメです。ちなみに、チケット料金には無料の音声ガイド代も含まれているので、入ったらまず初めに音声ガイドをゲットしましょう。

セントポール大聖堂は日曜日に行くと無料⁉

セントポール大聖堂では、日曜日は1日に数回ミサが行われるので誰でも無料で入場できます。ただ、クリプトと呼ばれる(地下墓地/ナイチンゲールやチャーチルに関連するスポットがある)とドームの頂上(ゴールデンギャラリー)には行けないので要注意です。

セントポール大聖堂の所要時間は1時間~2時間程度

セントポール大聖堂を一通り見るには最低1時間、余裕を持ってみるなら2時間は必要です。528段の階段をのぼってたどり着けるゴールデンギャラリーは往復で30分はかかるほか、地上と地下室それぞれ見どころが満載です。当日チケットを購入する場合は、さらにここに並ぶ時間が数十分追加されるので余裕をもって行動しましょう。

セントポール大聖堂では無料で日本語マルチメディアガイドが借りられるので、じっくりと巡りたい人はビデオガイドを聞いたり見たりしながら周ると詳しい情報が知れます。 ちなみに、オーディオガイドはとても性能が良く日本語のガイドもとても分かりやすいので絶対借りるべきです。

セントポール大聖堂に優先入場するには

セントポール大聖堂はロンドンの人気観光地であるため、平日休日問わず入場するのには並ばないといけないことが多いスポットです(平日の午前中は比較的空いていてねらい目です)。土日になると30分~1時間以上並ぶことも…そこでオススメなのがお得でかつ当日の並ぶ時間を短縮できる割引優先入場券です。これを持っていると他の人とは別の列に並び、スゥーっと受付まで行けます。

ロンドン セントポール大聖堂

割引入場券は事前にWebサイトで購入できます。サイトによってはチケットを事前に印刷しないといけない場合もあるので、日本を発つ前に印刷していきましょう。ちなみに、私は印刷を忘れ入り口のお兄さんに「印刷してきて!」といわれ冷や汗をかきました…印刷は、セントポール大聖堂の横にあるビジターセンターでできるので行って受付の人に印刷をお願いするとメールでPDFを送信してその場で印刷してもらえます(1枚0,2p)!

セントポール大聖堂にはランチを食べられる場所がある

セントポール大聖堂の出口付近にはThe Cafeという軽食が食べられるスペースがあります。大聖堂を一通り見ると身体が結構疲れる(筆者だけかもしれませんが…)ので、ここで一息つくのはありかもしれません。

セントポール大聖堂のおみやげ売り場は結構広い!

出口付近にあるレストランの近くにはお土産売り場もあります。セントポール大聖堂のお土産だけでなくロンドンのお土産がたくさん置いてありスペースは結構広めです。ロンドン観光の最後にセントポール大聖堂に立ち寄ってキーホルダーやロンドン小物を買っていくのにオススメです。

セントポール大聖堂の見どころ一挙紹介!

ここからはセントポール大聖堂の見どころスポットを一挙紹介していきます。映画のあのシーンで使われた場所や、英国の歴史的祭典が行われた場所など見どころ満載なので、訪れた際に見逃しが無いようにしっかりみていきましょう!

建物正面を飾る新古典様式のファザード

大聖堂のファザード(この写真では見えないが2本の時計台の間の部分とそれを含む正面全体)は、新古典様式を採用した重厚な建築です(ギリシャやローマの神殿を思わせるデザイン)。キリスト教以外の神様の存在を思わせるデザインが採用されているということは、近代に入ってからたてられた教会であることを意味しています。私も忘れましたが、正面のドームを撮るのに夢中になりすぎてファザードを撮るのを忘れないように!

身廊(Nave)からジョン・ドニ―記念碑までの直線は見とれる美しさ

大聖堂に入ってすぐの身廊(Nave)から聖歌隊席を抜けて主祭壇まで続く直線はそのすべてが圧巻の空間です。天井に描かれた見事な絵、シンメトリーな聖歌隊席、ステンドグラスが輝く主祭壇、これらが織りなす空間はイギリス史上最も偉大な建築家クリストファー・レンの最高傑作。一部写真禁止の箇所もあるが多くの場所は撮影OKなので、ここでし見られない景色を写真に収めましょう。

ドームの壁画(クロッシング,中心部)は圧巻

身廊を抜けるとロンドン市街のシンボルである大聖堂のドームの真下に来ます。高さ113メートルのドームに描かれた見事な壁画は、イギリスが世界に誇る絵師ジェームズ・ソーンヒル(James Thornhill)によるもの。完成までに2年を要した絵に見とれて首を痛めないように要注意。ドームの真下は「写真撮影してもいいのかな…?」という雰囲気が漂っていますが、撮影禁止の場所はしっかりと禁止表示があるので表示を気にしつつ撮影しましょう。

地下納骨堂の入り口にあるドクロを見つけてみよう!

ロンドン セントポール大聖堂

セントポール大聖堂の地下納骨堂入り口には、3つのドクロの紋章があります。これは、地下に納骨堂があることを示すシンボルで、日本のように悪い意味ではなく単に墓地の存在を示しているだけらしいです。小さな紋章なので見つけるのは難しいですが、時間がある方はぜひ探してみてください。

著名人の記念碑が数多くある地下納骨堂

地下納骨堂には、トラファルガー広場にも銅像があるトラファルガーの戦いを指揮したネルソン大帝、ワーテルローの戦いでナポレオンを倒したウェリントン侯爵などの国民的英雄の記念碑が多く置かれています。その他にも、近代看護の母ナイチンゲール、第2次世界大戦でイギリスを勝利に導き連合国側の勝利に大きく貢献したウィンストン・チャーチル、大聖堂の設計者であるクリストファー・レンにちなんだものが設置されています。

ロンドン セントポール大聖堂

また、地下にはちょっとしたギャラリーがありセントポール大聖堂に関連する展示が常時されています。時間がある人はぜひ見てみてください。

ロンドンが一望できる金の回廊(ゴールデンギャラリー)に行こう!

ロンドン セントポール大聖堂

入り口の右奥に、ドームへとのぼれる階段の入り口があります。足がいたかったり体調が悪い人にはちょっと厳しい距離なので自分と相談してのぼるか決めましょう。 まず、257段上がると「ささやきの回廊 」 Whispering Gallery に着きます。そこからさらに119段上がると「石の回廊」 Stone Gararyに到着。ここで外に出られるのでロンドンの景色が一望できますが、元気な人はもう少しがんばりましょう。

ゴールデンギャラリーにつづく階段はハリーポッターで使われた

ちなみに、ここの階段はハリーポッターのロケ地として使われています。ホグワーツ魔法学校で、ダンブルドア校長の部屋に行くための階段として映画に登場するので皆さんも、ハリーの気持ちになって長い階段をのぼっていきましょう。

ゴールデンギャラリーからはロンドン市街が一望できる!

ロンドン セントポール大聖堂

528段の階段をのぼった先で待っているのは、ロンドン郊外まで見渡せる絶景!近代的な建築と中世から残る建築の調和が美しいロンドン市街の景色が見られます。ただし、ゴールデンギャラリーは足元の道が狭いので高所恐怖症の人は要注意。特に、風が強い日はスリル満点です。

セントポール大聖堂は見どころ満載

ロンドン セントポール大聖堂

セントポール大聖堂のゴールデンギャラリーからは、その他の観光名所が数多く見られます。ロンドン市街地に位置するセントポール大聖堂の周辺には多くの観光スポットがあるので、1日で何か所もはしごするのがオススメ。ロンドンのオススメ観光スポットもまとめてあるので、ぜひこちらもチェックしてみてください!

この記事を書いた人

ユートリ編集部

UK TRIP(ユートリ)編集部です!
イギリス国内、ロンドン、バース、リヴァプール、エディンバラなどの人気エリアの旅情報や、留学情報を体験者目線でお届けします。

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