イギリスの観光地といえばロンドン!ロンドンの定番を押さえて効率よく観光したいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
「ロンドンの定番観光スポット」を押さえつつ、イギリス在住経験のあるメンバーが個人的にオススメしたいスポットを加えたモデルコースをご紹介します。今回はできるだけ徒歩で歩けるように設定してみました。
1日目:セントポール大聖堂、テート・モダン、シェイクスピアズ・グローブ、タワーブリッジ、ロンドン塔
2日目:バッキンガム宮殿、ビッグベンと国会議事堂(ウェストミンスター大聖堂)、ウェストミンスター寺院、トラファルガー広場、ナショナル・ギャラリー
もう1日あるなら?:キングスクロス駅、大英博物館、シャーロックホームズ博物館など
ロンドンの観光スポットおすすめランキングはこちらもチェック!
ロンドンのまわり方ポイント
ロンドン(徒歩圏内)でご紹介したい観光スポットをマップにまとめました。ロンドン市街地の中でも北側、東側、西側に分けて3つのプランに。頑張れば1,2日でもまわれるはずですが、わたしは体力がないのでこのくらいで十分疲れ果てることができます。
ロンドンは地下鉄(チューブ)やバス網が非常に発達しているので、オイスターカード1枚あれば公共交通を駆使してまわるのがオススメです。ただ、今回紹介するルートを含めロンドンの観光スポットは公共交通を使わなくても頑張って歩けば巡れる範囲内に集まってもいます。主要なスポットを公共交通で巡るだけでは見えないロンドンのいろんな姿が歩いて回ることで楽しめるので、旅の始まりにオイスターカードだけ購入していつでも使えるようにした上で、歩いて回れるところは歩いてまわるのがオススメです。
まずは定番<The City of London>散策プラン
イギリスの「The City」といえばロンドンの「The City of London」のこと。「ロンドン」という街の発祥地でもあります。京都でいう京都市のように、昔からの中心地であるとイメージすると分かりやすいかもしれません。
まずはそんな定番のThe Cityを散策してみましょう。日本でも有名なタワーブリッジやロンドン塔があり、テムズ河沿いを歩けるルートになっています。
セントポール大聖堂→(徒歩10分強)→テート・モダン→(徒歩約30分)→タワーブリッジ→(徒歩5分)→ロンドン塔
セントポール大聖堂(約1時間)
高さおよそ111mのセント・ポール大聖堂。故ダイアナ妃が結婚式をした場所です。地下にはカフェやレストラン、お土産屋さんなどもあり、しっかり時間をかけて楽しむことができます。入場料は決して安くなりませんが、数あるロンドンのシンボルの一つなので行って損はありません。
裏にはショッピングセンターがあり、屋上はロンドン市街やセントポール大聖堂などを一望できる撮影スポットとしてもオススメ。旅の始まりに少し高い場所からロンドンの街を一望してみましょう!
開館時間:8:30〜16:30
定休日:日曜日(ミサのみなら無料入場可)
料金:18ポンド(オンラインは16ポンド)
テート・モダン
セントポール大聖堂から徒歩13分ほどでテート・モダンへ。テートモダンは、イギリスに5か所ある現代アート美術館グループ「テート」の一つです。訪れて驚くのはその人の多さと広さです!
イギリスでは現代アートは決してニッチな趣味ではなく庶民にも愛されるものなんだなと思いました。親しみがあまりない人も多い現代アートですが、テートモダンでは現代アートの魅力を全身で感じることができます。
開館時間:10:00〜18:00(金土:〜22:00)
定休日:12/24〜26
料金:無料(特別展は有料)
シェイクスピアズ・グローブ「SWAN」でランチ!
営業時間:8:00~23:30(土・日曜 10:00~)
朝食タイム:8:00~11:30(土・日曜 10:00~12:00)※ランチ 12:00~18:00、ディナー 19:00~23:30
定休日 無休
http://www.swanlondon.co.uk/
タワー・ブリッジ
1894年に完成したタワー・ブリッジ。「ロンドンで記念写真を撮るとしたらどこがいいか?」と聞かれたら、タワーブリッジをまず初めにあげます!タワーブリッジは跳ね橋(橋の真ん中が左右に上がり船が通行できる橋)なので、大型船が通るときにちょうど居合わせると跳ね上がる瞬間を見られます。
大型船からの要請が無ければ開かないので、もし見られたらあなたはすごくラッキーです。その他に、イルミネーションをバックに見るタワー・ブリッジもオススメです。
開館時間:10:00〜17:30(10~3月:9:30〜17:00)
休日:12/24〜26
料金:12ポンド(共通券)、9.80ポンド(タワー・ブリッジ・エキシビジョンのみ)
ロンドン塔
タワーブリッジから徒歩5分、ロンドン塔へ!上の写真はタワーブリッジから撮りました(ちょっとズーム気味)。中にはイギリス王室の歴史やロンドン塔の悲劇の歴史を知られる展示が数多くあり、一通り見ようと思うと数時間はかかります。中を周っていると、所々でひんやりした風を感じたりうすら寒い気がしたので、霊感が強い人は要注意スポットです。
開館時間:9:00〜17:30(日月:10:00〜17:30)、11〜2月:〜16:30(最終入場は閉館30分前)
定休日:1/1、12/24〜26
料金:26.80ポンド(オンラインは22.70ポンド)
2日目はバッキンガム宮殿周辺を散策
バッキンガム宮殿
バッキンガム宮殿は、エリザベス女王が普段暮らしている場所なので女王が夏期休暇で宮殿を離れている時期しか中に入ることができません(要注意!)。中にはエリザベス女王を含む王室に関する展示が所狭しと並んでいるほか、世界中から女王に送られたお土産品(贈呈品)が展示されています。どの国も女王に少しでも気に入ってもらおうと趣向を凝らしていておもしろいです!
開館時間:9:30〜19:00(7/20~8/31※最終入場16:15)、9:30~18:00(9/1~29)※日程は変更の可能性あり
料金:25ポンド
ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂、ビッグベン)
イギリスの国会議事堂であり、ロンドンを代表するフォトスポットであるウェストミンスター宮殿。イギリス国民に時間を知らせ続けてきた時計台(通称ビッグベン)は、2017年に本格的な工事が始まり、2021年まで工事が続く予定なので絵ハガキや観光パンフレットに載っている国会議事堂の姿は当分見ることができません。要注意です!
開館時間:細かく変更するのでWEBサイトをチェック
定休日:1/1、イースター、12/24~26
料金:オーディオツアー20.50ポンド、前売り(日本語なし)18.50ポンド、
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院は、30人の歴代イギリス君主が眠っています。 訪れてまず驚かされるのはその大きさ!一眼レフカメラで撮ってもその全容が収まらないほど巨大でかつ重厚なその姿は見るものを圧倒します。無骨なゴシック様式の外部とは裏腹に内部は美しい装飾が施されています。
中の写真は撮影不可。
開館時間:9:30〜16:30、土のみ:9:00〜14:00
定休日:日曜日
料金:22ポンド(オンライン前売り20ポンド)
トラファルガー広場
ナショナルギャラリーやピカデリーサーカス、その他の主要なロンドン観光スポットに歩いてアクセスできるトラファルガー広場。広場には巨大な4頭のライオンのブロンズ像が立ち並んでおり、このライオンはフォトスポットとなっています。ちなみに、ライオンの背に乗るのはNGです。
ナショナル・ギャラリー
ナショナルギャラリーは、トラファルガー広場に面して建つ世界最大規模の美術館です。レオナルド・ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」やフィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」など教科書にも載っている傑作がずらりと並んでいるのが魅力で、初めて見たときはとても感動しました。荷物制限があるので大きな荷物を持っている人は宿泊場所に預けてきたり駅の 手荷物預かり所に預けるなどして対応しましょう。
開館時間:10:00〜18:00(金:〜21:00)
定休日:1/1、12/24〜26
料金:無料
余裕があるならココも!
3日間余裕がある!という方はぜひ、キングスクロス駅や大英博物館、シャーロックホームズ博物館などにも足を伸ばしましょう。3つはそれぞれ歩いて30分ほどの距離にあり、1日あれば充分楽しめます。
ハリー・ポッターに登場「キングス・クロス駅」
キングスクロス駅には、ハリーポッターで有名な9と4分の3番線があります。ホームには連日長蛇の列ができ、ハリーと同じようにカートを押しながら壁に入ろうとするカットが撮影できます。ハリーポッター好きは絶対にはずせないスポットです!
大英博物館
大英博物館は、世界最大級の博物館です。館内は1日で周りきるのが絶対不可能なほど広く、ロゼッタストーンなど教科書で見たことがある世界中の貴重な品々が展示されています。館内には日本コーナーが常設であるので、海外の視点からとらえた日本の姿を学べます。
開館時間:10:30〜17:30(金:〜20:30)
定休日:1/1、グッドフライデー、12/24〜26
料金:無料(特別展は有料)
シャーロックホームズ博物館
世界で最も有名な探偵シャーロックホームズの博物館です。大きな博物館ではありませんが、ホームズが暮らしたベイカー街の家を忠実に再現しています。1階にはホームズグッズ店が併設されており、ここでしか買えない貴重な品がたくさんあります。ホームズファンは絶対にはずせないスポットです。
開館時間:9:30〜18:00
定休日:12/25
料金:15ポンド
ロンドン観光モデルコース まとめ
ロンドンには、いくら時間があっても周りきれないくらいたくさんの観光スポットが存在します。ここに示したのはあくまでも一例なので、旅の前にぜひ自分だけのロンドン観光プランを組んでみてはいかがでしょうか?
-
ロンドン食べ歩きならここ!バラマーケット(Borough Market)を紹介-営業時間・行き方・おすすめ等-
バラマーケット(Borough Market)は、イギリス最大規模の市場!ロンドンで食べ歩きが楽しめる人気観光地で、周辺にはロンドン塔やタワーブリッジなど人気観光地があります。 食いしん坊は必ず行きたいバラマーケットの営 […] -
イギリスのホテルなら安定の「プレミアイン」がおすすめ!価格もサービスも◎
イギリスでフリーツアーを考えている方にとって悩みどころなのは、宿泊場所だと思います。 写真と全然違う!ホテルだと思ったら違法(?)な宿泊サービスだった!良いホテルはやっぱり高い・・・朝食付きだけどショボい・・・ これはす […] -
ロンドン「コナ(Kona)」でアリスのアフタヌーンティーを楽しむ!
イギリスといえばやっぱりアフタヌーンティー! ロンドンでアフタヌーンティーを楽しむなら、とびきりかわいい「アリスのアフタヌーンティー」はいかがですか?テーマのあるアフタヌーンティーのなかでも、不思議の国のアリスは大人気。 […] -
ロンドンで買い物なら「プライマーク」が本当におすすめ!お土産も服もお得に購入
「ユニクロ」や「GU」と同じく世界的に店舗を展開するアイルランド発のファッションブランド「プライマーク(PRIMARK)」。日本にはまだないので認知度はほとんどありませんが、ロンドンには何店舗もあります。 プライマークの […] -
ロンドン「ハリーポッター・スタジオツアー」ってどんなところ?体験してきた
ロンドンの人気観光スポット「ワーナー・ブラザーズ・スタジオ」。 映画『ハリー・ポッター』シリーズの撮影で実際に使用された小道具やロケ現場がそのまま展示してあったり、趣向を凝らした魔法のような体験ができたり。実際にスタジオ […] -
【ロンドン】アフタヌーンティーもできる!シェイクスピアズ・グローブ「SWAN」でランチ
ロンドンとグルメを同時に満喫するため、テートモダンのお隣「シェイクスピアズ・グローブ(シェイクスピア座)」に併設されているレストラン「SWAN」に行ってきました! 1599年に初代の劇場が建てられ、現在の劇場は1970年 […]