こんにちは、ユートリ編集長のmayaです!
イギリスの首都・ロンドンの南東部に位置するグリニッジは「河港都市グリニッジ」として世界遺産にも登録されている歴史と由緒ある街。
グリニッジといえば子午線のあるグリニッジ 天文台が有名ですが、見どころはそれだけではありません!駅から徒歩圏内に観光名所が詰まっており、1日で観光するのにピッタリ。
そこで今回は河港都市グリニッジのおすすめ観光ルートをご紹介します!
DLR線のグリニッジ駅2つが最寄り
最寄駅は「グリニッジ駅」か「Cutty Sark for Maritime Greenwich駅(適切な日本語訳が分からなかったためそのまま)」の2つ。
今回のルートではカティ・サーク号に近いCutty Sark for Maritime Greenwich駅を利用します。どちらもDLR線。
駅の目の前にはアジアから紅茶を運んだ「カティ・サーク号」が
駅を少し歩くと目の前にドーンと見えるのが最初の目的地・カティ・サーク号(Cutty Sark)です。アジアからイギリスへ紅茶を運んだ「ティー・クリッパー」と呼ばれる帆船のひとつ。
外から見るだけでも十分楽しめますが、中は広々としたスペースに展示がされています。実は2013年に火災があり、復元したもの。
カティ・サーク号
所在地:King William Walk, London SE10 9HT イギリス
営業時間:10:00〜17:00
テムズ河の下を歩ける地下トンネル「グリニッジ・フットトンネル」
カティ・サーク号のすぐ近くに、ドーム型の建物があります。これはテムズ河の反対側とこちら側を結ぶ地下トンネル「グリニッジ・フットトンネル」。
約3kmほどのゆるやかな坂道が続いていました。犬の散歩や、ランニングのために利用している方もちらほら。入場などは無料です。
グリニッジ・フットトンネル
所在地:Greenwich Foot Tunnel, Greenwich, London SE10 9HT イギリス
営業時間:24h
まずは「Discaver Greenwich(ビジターセンター)」で歴史を楽しく学ぼう
カティ・サーク号から見える大砲のある建物は「Discaver Greenwich(ディスカバー・グリニッジ)」。ビジターセンターになっており、お子さんでも視覚・聴覚・感覚的に楽しくグリニッジの歴史が学べる施設です。
敷地はグリニッジ大学の構内にあり、学生もたくさん歩いていました。
こちらでペインテッド・ホールやチャーチを見学できるチケットも購入できます。手を入れたり触ったり、声を聞いたりと楽しくまわれるのでおすすめ。
ビジターセンター内のパブでビールも飲める!
ビジターセンター内にはパブ兼レストランがあり、ここでビールを飲んで行くことも。
必見!ペインテッドホールの大天井は寝ながら鑑賞する
ビジターセンターと同じく、グリニッジ大学の構内にあるペインテッド・ホール。グリニッジに来たら是非とも見ていただきたいおすすめスポットです。
建物自体はセント・ポール大聖堂の建築を手掛けた、イギリスを代表する建築家であるクリストファー・レンによる作品。
天井と壁の絵は、イギリスの装飾画家であるジェームズ・ソーンヒルが、19年もの歳月をかけて完成させました。
あまりの迫力と細やかさに目を奪われるペインテッドホールの天井絵。
こうして寝ながら鑑賞できるようになっています。
音声ガイドが分かりやすい!映画『パイレーツ・オブ・カリビア』のロケ地にも
チケット料には音声ガイドも含まれており、日本語で解説してくれます。絵にはさまざまな意味や歴史が隠されており、解説付きで見ると新たな発見があるでしょう。
この場所は映画のロケ地にもなっており、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『英国王のスピーチ』などで使用されたとのこと。
ホールの下にはグリニッジ宮殿が埋まっている
ペインテッドホールの下に一部穴の空いた箇所があり、よく見ると遺跡のようなものが顔を出していました。解説を読むと、どうやらこれはグリニッジ 宮殿のようです。
グリニッジ宮殿といえば、エリザベス1世が生まれた場所としても有名。今ではこのように一部しか見ることができ亜m線が、同じ時代に建てられたクイーンズ・ハウスは現存しています。
ほかにもグリニッジ・ホスピタルや患者さんたちが楽しんだボーリング場、チャペルなどがありますが、別記事で詳しく紹介する予定!
小腹が空いたら「グリニッジ・マーケット」で多国籍な料理を
小腹が空いてきたら、グリニッジ・マーケットに立ち寄り多国籍な料理をいただきましょう。小規模ながらさまざまな国の料理や雑貨などが売られて賑わっています。
わたしはガレットを購入。お値段£6.5(1,000円くらい)。
きのことチーズたっぷりでボリューム満点!お昼はこれで十分満足できました。
グリニッジ公園の紅葉は美しい
マーケットを出ていよいよグリニッジ天文台を目指します。道中グリニッジ公園を突っ切って行きましたが、秋の紅葉がお見事。歩いていて気持ちの良い場所でした。
国立海事博物館
公園の端には国立海洋博物館とクイーンズハウスがあります。今回は時間の関係でパスしましたが、アクセスが良いので興味のある方は立ち寄ってみてください。
グリニッジ 天文台は丘を少しだけ登山
グリニッジ公園からグリニッジ天文台までは、少しだけ丘を登る必要があります。5分ほど登れば、教科書でも目にしたことのある茶色い建物が見えてきました。
中は博物館になっており、こちらも日本語の音声ガイドを使って楽しめます。子午線は人気撮影地になっていました。詳しい解説などは別記事にて!
グリニッジは歴史と景観を楽しめるおすすめ観光名所!
ロンドン市街からもアクセスの良いグリニッジ。徒歩で1日めぐるには都合の良い場所ですし、世界遺産を手軽にめぐることができます。
グリニッジに泊まって観光するのもありですが、市街に泊まって日帰りするくらいがちょうど良いのかな?と個人的には思いました。
これから行かれる方の参考になれば幸いです!